貸切バス事業者へのドライブレコーダー装着、映像保存義務付けへ

国交省では、平成28年1月15日に長野県軽井沢町で発生したスキーバス事故を踏まえ、二度とこのような悲惨な事故を起こさないよう、徹底的な再発防止策について、検討しています。

軽井沢スキーバス事故対策検討委員会が平成27年6月3日にまとめた「安全・安心な貸切バスの運行を実現するための総合的対策」によりますと「貸切バスの安全運行確保のため、国は、貸切バス事業者、運行管理者等が遵守すべき事項をソフト面、ハード面の双方から総合的に見直し、必要な強化を行う」とあり、その中で、貸し切りバスに、ドライブレコーダーの装着と共に、事故前後の数十秒間の映像保存を義務付ける方針を明らかしています。

具体的には、「ドライブレコーダーによる映像の記録・保存やその記録を活用した指導・監督を義務付けると共に、記録を活用した事故調査・分析を行う(省令改正、平成28年度中)」とあり、 下記項目の検討を行います。

  • ドライブレコーダーの性能基準等の検討
  • 記録の活用方法の検討
  • ドライブレコーダーの義務化に関する省令の改正


また、ハード面の安全対策による事故防止の促進として、デジタル式運行記録計(デジタコ)の普及・促進も盛り込まれています。

デンソーソリューションでは貸切バス事業者だけでなく、一般路線バス、高速路線バスまで、数多くの導入実績がございます。日頃の活用方法、バス事業者様社内の安全対策のお手伝いなど、これまでの実績をもとに提案してまいります。



<国交省プレスリリース>

2016年6月3日
「安全・安心な貸切バスの運行を実現するための総合的な対策」の公表について
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000250.html

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